2009/9/29

2009.09.29「第14回おはなし・こみしょう」
『実は、米どころだった静岡の米農家と街の米屋が語る』

~田んぼからお茶碗まで~

催しは終了しました。ありがとうございました。

第14回おはなし・こみしょうは、定員になりましたのでお申込を締め切らせていただきます。多数のお申込ありがとうございました。

9月のおはなし・こみしょうは、収穫から新米の販売と、一年の中で米農家さんと米屋さんが一番忙しい時期に、おはなしを聞く企画です。
それは、新米の時期がお米が美味しいからでは、ありません。
日本中でお米の収穫が行われ、皆さんにとってお米の情報が全国からあれこれ聞こえる時期だからこそ、一番忙しいその職業のお二人にお話いただこうと思っています。

今回の話し手の一人である長坂さんは、田んぼからお茶碗までをこんな風に考えておられます。


米売ル 創ル 食ベルコト。

降る。降った雨は山々から命の源を田に運ぶ。
宿る。田に命が宿る。
育つ。命のスープとなった田で稲は育つ。
実る。稲は数多の命の息吹を集め種を実らす。
それを米と呼ぶ。

搗く。命の息吹がより磨かれるように。
届ける。大切な人のために。
研ぐ。強くなく優しくない調子で。
水と交わる。飛躍のために二地球時間。
炊く。一気圧の沸騰世界でそれは起こる。
それを飯と呼ぶ。

観る。光り輝くその姿を。
喰う。そう、お腹が減ったから。
力となる。分解された澱粉は糖となって燃えはじめる。
考える。さらなる糖は脳の中で夢を見る。
こうして米は人になる。


その思いを支え、共感し、その土地ならではの米づくりに挑戦する米農家が松下さんです。

日本人にとって大切な保存食だったお米が、近年は生鮮食品のように新米の時期に話題になります。
でも、本当は、一年中毎日、いろんな楽しみ方が出来るのがお米です。
どんな風に選んで、買って、炊いて、食べて、毎日楽しめるのか、お米の作り手である松下さんとつなぎ手である長坂さんから、お米の魅力をたっぷりお話いただきます。

おはなし・こみしょう当日は、米農家松下さんと長坂さんの秘蔵米であり、玄米で食べるために生まれた巨大胚芽米「カミアカリ」をはじめ、お米のあれこれをお楽しみいただきます。
また、土鍋炊きご飯の極意も伝授いただきます。

第14回 おはなし・こみしょう

『実は、米どころだった静岡の米農家と街の米屋が語る』
~田んぼからお茶碗まで~

日 時 2009年9月29日(火)
18:30       受付開始
19:00~21:00 おはなし
場 所 おいしさ科学館
〒105-0013 港区浜松町1-6-3
TEL 03-5470-6800
参加費 2,500円(軽食とお土産付き)
内 容 『実は、米どころだった静岡の米農家と街の米屋が語る』
 ~田んぼからお茶碗まで~
■話し手
安東米店店主  長坂潔曉さん
有機栽培米農家 松下明弘さん
定 員 30名 (*定員になり次第締め切ります)
申込締切
2009年 9月19日(土)

※定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。


こめみそしょうゆアカデミー事務局
URL : www.komisyo.jp
E-mail : okami@komisyo.jp
電 話 : 080-1553-3132  FAX : 03-5856-7467


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