2007/8/8
立秋とはいえ、酷暑を乗り切らないと・・・・・
夏だからこそ、暑いのはあたりまえ。
とはいえ、この暑さでは、食欲も体力も気力もなくなりがちですね。
こんな暑さが続くと口当たりが良くて、体にもいいものを
食べようと思い、「梅酢みそ」でいろんな料理を楽しんでいます。
先日、ブログで「梅干し」のことを書いたのですが
今年は、もうひとつ「梅酢みそ」も作ってみました。
これは、九州・福岡の八女地方の「梅仕事」のひとつとして
紹介されていたのものです。
”梅干しより簡単。みそ、砂糖と漬けるだけ”の梅利用法という
フレーズにひかれて、早速試してみました。
梅をきれいに拭いてビンにいれ、その上に
直接、分量の味噌と砂糖を入れて、
梅から自然に出てくる梅酢で酢みそが出来上がるのです。
わずか2週間ほどで、梅の香りと梅酢の酸味がほどよくきいた
風味豊な梅酢みそが出来上がりました。
「こんなに手間いらずで、おいしい酢みそができるなんて・・・・・」と
感動しました。
酢みそは、和え物などで使いますが味噌と醸造酢で調味するので
その加減を食べる季節や具材によって調整するという部分に
それぞれの工夫が必要で味噌の種類や酢の味わいでも
大きく影響されるのでこの味で決まりっていうのが難しいなと思っていました。
ところがこの「梅酢みそ」は、そんな心配もなく
どんな季節、素材とも相性が良さそうです。
もう少し作ろうと思ったころには、すでに梅の収穫時期が終わっておりました。
来年は、たっぷり、「梅酢みそ」を作ろうと思います。
夏バテを乗り切るための食卓には、おすすめの調味味噌です。
たっぷりあれば、おすそ分けも出来たのにと悔やまれるおかみです。
一年、楽しみに梅の収穫を待ちます。
「梅」・「みそ」のいずれも土地土地の個性が出るものなので
梅とみその組み合わせでもいろいろ楽しめそうだなと今から、
ワクワクしているおかみでした。(鬼が笑うとは、このことですね。)
- 今年は、福井で出会った三方の梅で「梅仕事」
byおかみ