2007/2/23

満開の梅にうっとり。


2月とは思えぬ暖かな毎日。桜の開花がかなり早くなりそうですね。すでに梅は、満開です。あまりの美しさに思わずシャッターを切っておりました。

曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺のお庭の梅です。
食事を作る人の心得を書いた心術の書「典座教訓(テンゾキョウクン)」と食作法、食べる人の心得を記した書「赴粥飯法(フシュクハンポウ)」という教えのおはなしを聞かせていただくご相談に伺いました。「典座(テンゾ)」とは、禅寺の食事をつかさどる職のことをいいます。「典座教訓」では、炊事は単なる労務ではなく、真心を込め、煮炊きに打ち込むのでなければ、人を養い心身を保持する食事にはならないと説かれています。これらは、道元禅師が770年ほど前に書かれたものです。時代の異なる現代においても食生活や暮らしのあり方、生きることを考えたときに心のよりどころをみつけるヒントが記されています。それらをわかりやすく、お話いただく「おはなし・こみしょう」を開催いたします。お寺のお庭の風景が新緑から深緑のころを予定しております。お楽しみに。

曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺
曹洞宗大本山永平寺別院 長谷寺

byおかみ

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