2006/12/16

木工芸・器展に出かけて

こみしょうでお世話になっているMさんのご紹介で12月1日~14日まで六本木のギャラリーで開催されていた「小椋正幸 木工芸・器展」に出かけました。
小椋さんは、長野・南木曽の木地師の家に生まれ、
輪島などで漆芸技術を学ばれ、その後実家に戻られ
1997年から工房を構え、活躍されている作家さんです。
今回が、初の個展ということで贅沢すぎるほど
多彩な作品を披露なさってました。

私は、1年ほど、自分のための「お盆」が欲しいと思い探していたのですが
なかなかいい出会いがなく、あきらめていたところ
一生大切にしたい「お盆」と出会うことが出来ました。
栃の木の木地の色と漆の塗りの加減で
きらきらと輝くような部分と深い色合の部分のバランスが
とてもいいのです。作り手の小椋さんから使い込むほどにいい色合いに
なるお盆ですからじっくり変化を楽しんでくださいといわれました。
本来、「木地師」と「塗師」は、分業になっている世界で
木地のそのものの風合いを生かすために塗りも自分でしたいという
小椋さんの丁寧な仕事に感動です。画像をアップしてみましたが、自然の色合い、
使い心地などが伝えられないですね。

byおかみ

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